癒しのコラムでは、ヒプノセラピーやカウンセリングに関わることやトラウマのお話など様々な知見、私見、雑感をアップしていきます。
時には他のヒプノセラピストさんやセラピーサロン紹介も行っていく予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
5日間のエリクソン催眠のコースに参加してきました。
実はミルトンエリクソンの催眠技法は昔2回ほど外国人講師からも学んだこどもあり、その経験から技法的なものはヒプノセラピーやカウンセリングに取り入れていました。
当時実習では外人講師からBerry goodと褒められてはいましたが、私は単にフォールボディFをしただけで、なんだかよくわかるような、よくわからないもの(笑)がエリクソン催眠の印象でした。
今回あらためてエリクソン催眠に興味を持ち、JHA(日本ホリスティックアカデミー)のコースを受けたのは、信頼できる村井先生の講座だからです。
講座ではエリクソンの生い立ちから入り、そのセラピストとしての姿勢を学びます。
一般的にエリクソン催眠は知らず知らずのうちに催眠にかけると思われていますが、意味合いは違います。
エリクソンは意識に働きかけ指示命令もします。
受容、共感だけではなく、無意識を揺さぶることもします。
例えていうと、SFA、ピールダウンなどの逆説的志向、動機付けカウンセリングなどもエリクソン的です。
エリクソンが当時行ったセラピーは、お国柄や時代、法律や倫理の違う現代日本では使えないものもありますが、エリクソン自身は精神分析、行動療法、学習理論や精神医学を背景に持っており理にかなっています。
ヒプノセラピストはミルトン エリクソンの催眠も学んでおくと役に立つと思います。