度々、親御さんから不登校のご相談を受けることがあります。
当所は児童専門のカウンセリングルームではありませんので、親御さんのご相談をカウンセリングやヒプノセラピーにて対応しております。
また高校生くらいならカウンセリングで対応しております。
不登校そのものの相談と、相談はお子さんの発している症状の中で不登校が出てくるものとがあります。
どちらも同じには扱います。
最近増えてきている感じがします。
実際にも不登校は過去にないくらいに増えているそうです。
コロナ禍の影響もあるのかもしれません。
不登校というのは年間30日以上の長期欠席をしていている児童生徒の内、その原因から病気、経済的、不登校、その他に分け、その内不登校と判断されたものとされています。
つまり不登校の原因は特定できない輻輳的なものだと考えます。
ただ、不登校にカウントされていないケース、例えば不登校があり、さらに診断のつく症状(適応障害、うつ、過敏性腸症候群など)が発症していれば、それは不登校ではなく病欠に分類されることもあるそうで、それらはカウントする都道府県によってバラツキがあるようです。
なので実数はもっと多いのかもしれません。
医療機関(心療内科)でのカウンセリングで扱う大人のメンタル不調でも児童生徒期に不登校を経験している人は多い印象です。
ほとんどが高ストレスか単回性トラウマ経験か発達トラウマなどを背景に抱えていますが、それらを探り出しヒプノセラピーやトラウマを扱うセラピーでアプローチしただけで良くなるとは限りません。
その人が大切にしてきた価値観、生育歴、環境、人生態度などを少しでも感じ取ることが大切だと感じています。