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マルトリートメントとヒプノセラピー(退行催眠療法)

2022/01/08

マルトリートメントとヒプノセラピー(退行催眠療法)について述べてみたいと思います。

 

チャイルド・マルトリートメントとは、一言で言うと「困った子育て」や「避けるべき子育て」「好ましくない子育て」などを指します。 

 

具体的に多い例としては、、、

・親の気分変化が激しく、子供にあたる、しかりつける

・子供の前でしょっちゅう夫婦喧嘩

・父が母を殴る、罵倒するなどの面前DV

・兄弟姉妹との比較、近所の友達との比較

・塾や習いごとなどすべて親が決め、嫌がる子供の気持ちを汲まない親

・親がメンタル不調で子供のことまで気が回らない
etc

 

カウンセリングの現場では、メンタル不調の方の子供の頃の体験をお聴きすると、その方の親からの本人への子育ての時期に、このマルトリートメント体験に該当することが多々あります。

 

直接的な虐待なら子供も認識しやすいし周りも気づきやすいのですが、この困った子育ては親が教育熱心であったりして子供への直接的被害が見えにくいという特徴があります。

従ってそういう子が大人になっても虐待を受けたという認識もなく、しつけの厳しい親、愛情があるけど厳しい親に育てられたくらいの感覚であることが多いようです。

 

大人になってから、うつ・不眠・生きづらい・対人関係が上手くいかない・夫婦関係の悩み、などの症状となって表れていくこともあります。

 

ところがヒプノセラピー(退行催眠療法)において、現在の悩みや問題から退行すると、早期に当時の感情や感覚を想い出すことが多々あります。

何故なら潜在意識下には当時の傷ついた感覚が今も現在形で存在しているからです。

 

ここから初めてセラピーによる気づき、癒し、感情、感覚の解放(手放し)が始まり本来の自分の感覚にだんだんと気づいていきます。

 

ただマルトリートメントは一過性(単回性)のトラウマと違い、長期反復的なトラウマ体験とも言えますので、多くの場合回復には時間がかかります。

しかし焦らないことが大切です。

また辛さの尺度を 10 → 0 にするという発想ではなく、先ずは 10 → 7  にするという発想で取り組みます。
これだけでもだいぶ違うと思います。