癒しと気づきに効果的だと言われる前世療法
その効果が出るときと出ないときがあるのをご存知ですか?
ヒントはレディネスと言う言葉にあります。
レディネスとは?
レディネスとは発達過程の者にとって内的な学習準備状態のこと。
どんなに環境や意欲が整っていても、内的な発達段階に来ていないと、その効果は発現しないという説です。(ゲセルの成熟優位説より)
これを前世療法に当てはめて考えてみると、効果が出るための前提条件として、
「前世療法を受けたいクライアント(相談者)さんの内的な潜在意識がその準備段階にきているかどうか」によります。
「潜在意識は前世イメージで何を受け取ろうとしているか、何を解放しようとしているか」、その準備状態にかかっています。
逆に顕在意識で単に直線的因果律で見てしまうと、
例えば、、、
「今、会社でいじめられているのは、→ 前世が王様で家来をいじめていたからだ。」
「恋愛でうまくいかないのは、→ 前世で夫を騙したからだ。」
のようになってしまうと、今の自分が救われません。
これでは気づきはあっても癒しにはなりませんね。
このように前世療法を受けたいクライアントさんにはその動機付けを重要視しています。
極端にレディネスの状態がない場合は、年齢退行療法やインナーチャイルドセラピーをお勧めする場合があります。
その方が効果の出る方が多いですね。