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うつ とカウンセリング

2018/10/18

当所にカウンセリングやヒプノセラピーを受けにお越しになる方は、様々なお悩みで来られます。
そのお悩みの背景にうつ状態があることがあります。


では、うつ状態とはいったいどんな状態をいうのでしょうか?


有名なセリエのストレス学説によると、ストレスとは人間関係や環境などの出来事など外からの心理的負担となるストレスによって、その人の内なる緊張状態が発生していることをさします。
自律神経でいうと交感神経か活性化を起こしている状態です。(諸説あり)
もちろんこれは動物として正常な反応でストレスと闘っている状態です。


心理的負担がかかると…


1、心的負担に抵抗力を増す…警告反応期


2、高い抵抗力で緊張を維持する…抵抗期


3、緊張の継続に耐えられなくなり抵抗力が落ちる…疲労期


通常は、1(警告反応期)か2(抵抗期)の状態の場合に、ストレスとなっている外からの心理的負担が無くなれば、自然と今度は副交感神経優位になりリラックスし落ち着くのです。


ところがこの高ストレスが長期間持続するとやがて抵抗力が落ち、3(疲労期)の段階に。
この 3 の段階がある意味、うつ状態に近いものがあります。

つまり交感神経が活性化を起こしすぎ、それを抑える副交感神経と拮抗し、アクセルとブレーキを同時に踏み込み焦げ付いた状態でエネルギーが止まってしまった状態とも言えます。
燃えついた状態です。


この状態になると何をするにも気力がなくなります。
リラックスもできないので眠りは浅く、寝ても高活性が続いていますので、すぐに覚醒しやすいです。
うつ病で早朝覚醒がある一因はそのためだと考えられます。

 


では「うつ状態のカウンセリングやセラピーではどうするか?」

カウンセリングやセラピーでは対話からどうような心(あるいは自律神経)の状態かによって内容を匙加減しています。
特に私が週2回、心療内科クリニックに出張して行っている心理カウンセリングではメンタル不調の背景に、うつ病を併発している方が多いですので、この観点は重要です。


うつ状態の場合カウンセリングやセラピーを行う視点としては、


1、ストレス継続の原因となっている外的要因を取り除く(環境調整)
・休養を勧める (医療機関なら休職を勧めることが多いですね)
・何もしないことを自分に許す(認知の変容)


その上で、、、


2、起きた出来事が無意識(潜在意識)の中で繰り返されている要因(トラウマ体験など)を解放する(原因の解消)
・緊張を及ぼしている人物や過去の出来事のトラウマからの解放を行う
・安心安全を感じる人物や出来事をイメージで膨らませる
などの対応をいろいろな心理セラピーやカウンセリングのメソッドを使って行っていきます。


当所のメニューに於いて、ヒプノセラピー(催眠療法)が良いか、カウンセリングが良いか迷っておられる場合、1(警告反応期)、2(抵抗期)の段階ならヒプノセラピー、3(疲労期)の段階なら先ずカウンセリングで徐々に行う、というのを目安としてお勧めしております。

なのでうつ状態なら先ずはカウンセリングをお勧めします。


もちろん、うつ でカウンセリングをお受けになる場合は、主治医の了解を事前に得ていただくことは大前提です。


尚、名前が似ているのですが双極性障害(躁うつ病)はまた別の機序ですので、当所ではお受けしておりません。

 

 

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