ヒプノセラピー退行催眠療法とカウンセリング、インナーチャイルド 前世療法 ソマティックなどトラウマのセラピー…大阪のヒプノセラピー(催眠療法)ルーム ライトウインドです。開業22年の実績で経験豊富なヒプノ セラピストが対応。大阪・神戸・京都・奈良・和歌山など関西の各方面からも至便でヒプノセラピスト資格と養成講座スクールも併設。

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  1. 癒しのコラム
 

癒しのコラム

2016/08/26

癒しのコラムでは、ヒプノセラピーやカウンセリングに関わることやトラウマのお話など様々な知見、私見、雑感をアップしていきます。
時には他のヒプノセラピストさんやセラピーサロン紹介も行っていく予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。

近年、トラウマや緊張をほぐすメソッドが多くなってきていますが、、、


当所で行っているTRE:トラウマ解放エクササイズもその一つです。


先日はTRE(トラウマ解放エクササイズ)のご予約が入りました。

程よい振動とともにトラウマや緊張が癒されていきます。

そして心地よさや解放感を味わうことができます。

通常はマンツーマンのセッションですが、ご希望によりグループで行うこともできます。

写真の2枚目以降は某企業先様でのセッションの様子です。

TRE(トラウマ解放エクササイズ)の説明、料金などについてはこちらをご覧くださいね
   ↓
TRE(トラウマ解放エクササイズ)

 TRE トラウマ解放エクササイズ 202305.JPG 

TRE WS 写真2016100402.JPG

TRE WS 写真2016100404.JPG


ヒプノセラピストの皆さんの為に「事前カウンセリング(インテイク)講座」を実施いたしました。

ヒプノセラピーやヒーリングのセッションの事前カウンセリングが上手くなるための講座です。

・ヒプノセラピー(退行催眠療法)に必要な退行の糸口の見つけ方が上手くなる
・単独でのカウンセリング力のアップに!
・イベント出展やボランティアでのテーブルカウンセリングにも有効!

主な内容は・・・
傾聴の基本技法にはじまり、各理論と技法
をデモンストレーションを含めわかりやすく具体的に解説
そして実習練習を行いました。

この講座は、昨年2022年に久しぶりに行い、好評だったので定員オーバーで受講できなかった方に同年にもう一度行いました。
そして今年も新たにリクエストいただき開催となりました。

ご参加いただきありがとうございました。


久しぶりにフォーカシングの講座に行ってきました。

フォーカシングとは自分の心の感覚にフォーカスすること。

自分の顕在意識には上ってこない無意識(潜在意識)レベルの言語化できない想いを身体感覚で感じる事によってヒプノセラピーやカウンセリングを深めることが可能です。

この身体感覚をフェルトセンスといいます。


当所では昔からヒプノセラピーの退行催眠療法の時や事前の心理カウンセリングでもよく使う概念や技法です。

実セッションではクライエントさんにこのフェルトセンスを感じてもらい、それがネガティブなものの場合変化すると無意識(潜在意識)が変容していきます。
これをフォーカシングではフェルトシフトと言います。

二項対立した分析思考や言語化できないもの、、、当所ではここに潜在意識の大切な深い想いがあると重要視しています。


心理カウンセラーでの学びの題材として取り上げられることもある夜と霧で有名な心理学者、精神医学者のフランクル。

この度、某大学院教授(教育学、教育哲学)のフランクル教育哲学の著書が出版され、その講座が行われると知り自己探求や自己カウンセリングの意味も込めて講座に参加しています。

フランクルのエッセンスを学び、ヒプノセラピーやカウンセリングに活かすことにできればクライエントさんの一助になるかなという想いもあります。

第一回目は、強制収容所体験からの考察、そしてフランクルの中心概念である転回、
キーワードは何故生きるのか、期待と希望の違い、緊張の真の意味、一回性と唯一性。

フロイトとは違う視点で、私的にはゲシュタルトで言われる地と図の反転、そしてユング心理学的な印象を持ちました。

次回以降はだんだん奥深いところにいくとのことで興味深いです。






メンタル不調や人生上の各種お悩みのカウンセリング、ヒプノセラピーで原家族を観ていくとき、しばしば反抗期の有無に注目する事があります。

しかし実際には反抗期は誰しもが経験するわけではなく4割くらいの人は反抗期がないとの事。

反抗期がないこと自体が問題ではなく、、、、、

その人にとって “反抗期が必要なかった”、、、例えば親子のコミニュケーションがとれていたなどの場合には比較的適応しやすいです。

問題となるのは“反抗期が必要だったが出来なかった人”は非適応になりやすい傾向です。
親が厳しい、揉めたくない、など様々な理由はあるのですが。。

バウムリンドの分類と言うものがあって、これを参考にすればヒプノセラピーの退行催眠療法、インナーチャイルドの癒しでも応用が効きそうです。

そういう意味でも過去はどうあれ〝今ここ〟で潜在意識の自己に繋がることは大切だと思います。




不登校について その2

不登校の原因は様々で輻輳的です。

昔の考え方は、、、
取りあえず学校へ行かせれば…「なんとかなるだろう」「慣れるだろう」「先生がなんとかしてくれるだろう」
これは問題解決とはならないばかりか内面で悪化します。

一例ですが不登校の原因で多いのは「イジメ」で人が信じられなく(怖く)なったケース。

孤独と恥のWトラウマとも言えます。

そしてイジメでも先生や他の友人の助けがない場合も同様です。
親にイジメられていることが言えないのも孤独で辛く心は深く傷ついています。

経験上、大人の引きこもりでも上記2つのケースが意外と多いです。
ヒプノセラピー(退行催眠療法)でこの記憶を想い出し、終わってから涙ながらに「この時のこの出来事によって自分がこんなにも傷ついていたとは思わなかった」とはよくお聴きする感想です。

特に発達期にある子どもの心はこの対人ストレスが性格形成や信念体系に影響を及ぼすと考えています。



度々、親御さんから不登校のご相談を受けることがあります。
当所は児童専門のカウンセリングルームではありませんので、親御さんのご相談をカウンセリングやヒプノセラピーにて対応しております。
また高校生くらいならカウンセリングで対応しております。

不登校そのものの相談と、相談はお子さんの発している症状の中で不登校が出てくるものとがあります。
どちらも同じには扱います。
最近増えてきている感じがします。

実際にも不登校は過去にないくらいに増えているそうです。
コロナ禍の影響もあるのかもしれません。

不登校というのは年間30日以上の長期欠席をしていている児童生徒の内、その原因から病気、経済的、不登校、その他に分け、その内不登校と判断されたものとされています。
つまり不登校の原因は特定できない輻輳的なものだと考えます。

ただ、不登校にカウントされていないケース、例えば不登校があり、さらに診断のつく症状(適応障害、うつ、過敏性腸症候群など)が発症していれば、それは不登校ではなく病欠に分類されることもあるそうで、それらはカウントする都道府県によってバラツキがあるようです。
なので実数はもっと多いのかもしれません。

医療機関(心療内科)でのカウンセリングで扱う大人のメンタル不調でも児童生徒期に不登校を経験している人は多い印象です。
ほとんどが高ストレスか単回性トラウマ経験か発達トラウマなどを背景に抱えていますが、それらを探り出しヒプノセラピーやトラウマを扱うセラピーでアプローチしただけで良くなるとは限りません。
その人が大切にしてきた価値観、生育歴、環境、人生態度などを少しでも感じ取ることが大切だと感じています。



ヒプノセラピーやカウンセリングのセッションをしているとマルトリートメント体験が出てくることが多くあります。

マルトリートメントとは一言で言うと不適切な子育てとも言われ、特に虐待とまでは言い切れない大人から子供に対する養育的関わりを含みます。
最近では略してマルトリと呼ばれることもあります。
略すとなんとなくイメージが柔らかくなるので略さない方がいいような気もしますが。

虐待同様マルトリにも種類があります。

・心理的マルトリートメント…兄弟姉妹などとの比較「お姉ちゃんはできるのに」
              否定的な言葉「ダメな子だね」
              心的支配「あなたの為だからピアノは続けなさい」
              父母の喧嘩を子供の面前で行う(モデリング)

・身体的マルトリートメント…叱るときに体罰や物置に閉じ込める等

・性的マルトリートメント…親が風呂上りに裸や下着姿で過ごす
             年頃なのに親子で風呂に入る

・ネグレクト的マルトリートメント…いわゆるほったらかし(親がギャンブルなどにはまる等)、いつも一人で留守番、食事はお金を渡すのみ

最近の研究ではこのような体験が長期反復的に行われると成長期の子供の脳の発達に影響を与えることがわかってきています。
例えば親の暴言や両親の喧嘩による怒鳴り声を聞いた子供は聴覚野に変形が見られるなどがわかってきました。
また多動や感情制御が出来ないなどの症状や愛着障がいの原因に関係があるとも言われています。

こういったマルトリートメント体験が多いと大人になってから心身の不調や依存症など問題行動が出てきやすくなることはセッションしていて感じるところです。
トラウマを扱うタイプのヒプノセラピーでは先ず虐待やマルトリートメントを含む傷つき体験に気づくこと。
そしてそれを癒していくこと。
簡単ではありませんが、この発達トラウマは段階的にアプローチすることにより子供ほどの可塑性は高くないにしても、大人になってからでも心の傷は改善する傾向は見られます。

ライトウインド ヒプノセラピー(催眠療法)スクール



大人の引きこもり

引きこもりで困っているとの相談を受けることが度々あります。

一般に引きこもりは若者に多いイメージですが、最近はいわゆる“大人の引きこもり”が多くなっています。

引きこもりは、一般には「6ヶ月以上にわたり自宅などに篭り、仕事や学校に行かずに家族以外の人との交流をあまり行わない状態」とされています。

社会的なつながりがないことから社会的ひきこもりとも言います。

ひきこもりの原因や背景が単一ではなく、また特定の疾患によるものとは限りません。

カウンセリング(セラピー)での聴き取りの中で多いのは、「元々は活発だったが会社や学校でイジメや対人関係のトラブルが引き金となった」といわれるケースが散見されます。

その時の出来事がトラウマになり不安・緊張などが継続しているので、引きこもっていても意外と心的エネルギーを消耗しています。

その分、レジリエンス(回復力)が低下しており、あらたな人間関係の構築が難しくなって自ら社会から遠ざけているのかもしれません。
ただ人間関係でもスーパーやコンビニ、映画、ジム、温泉、旅など人と関係をほぼ構築しない行動は可能な場合が多いです。

本人にとっても家族にとってもお辛い状況です。

もしいじめ等の傷つき体験で起きている場合はヒプノセラピーでは退行し過去の辛い体験をエピソード記憶をソマティック的にリリースしていくのですが、同時にリソース(資源)安心安全の感覚も創っていきます。
もちろん、その引き金となったトラウマ体験が原初の体験とは限りませんので、その場合は厄介で先ずは段階的にアプローチしていくことになりますが、必ずしも結果がでるわけではありません。

但し、精神疾患や発達に関わる引きこもりは当所のヒプノセラピーやカウンセリングでは対応できません。

写真は当所のカウンセリングテーブルですが、現在はアクリルパーテーションを設置しております。


開業以来20年ほど使ってきたイタリア製のリクライニングチェア、この椅子のおかげさまでヒプノセラピー・退行催眠療法の効果の底上げがあったかと思います。

ある意味、チームの一員です。

しかし寄る年波(?)には勝てずだんだんと老朽化が進み、とうとう新しいチェアに買い換えることになりました。


新しいチェアはヒプノセラピー(催眠療法)で使うために、いろいろなお店を回り、実際に座ってみて催眠療法に適したものを選びました。

納入は最短でも2月1日になるとのことで、同日、搬入と初代リクライニングチェアの入れ替えを行いました。


素材はPUレザーでふわふわでクッションも豊富です。

腰部もサポートタイプで身体が緩みます。

独立したオットマン付きで足も楽です。


これからもよろしくお願いします。


左が初代リクライニングチェア  右が今回購入した2代目チェア

    


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